本日は、基礎研修Ⅲの講師で東京に伺いました。担当コマは、スーパービジョンです。認定社会福祉士制度開始から、手探りで行って来たスーパービジョンについて、私なりの手法、視点についてお話しました。東京社会福祉士会のスーパーバイザー養成システムの構築に参加させて頂き、講師となってから3年となります。バイジーの視点がしっかり持てれば、バイザーもできる。認定SVは戻るところを様式で担保し、具体的に成長部分を2人で見つけ取り扱っていく。忙しい中で、そこでしか話せない専門職としての研鑽の場の必要性、効果を多くの人と共有できればとの想いで研修外でも活動しています。
スーパービジョン単体での効果について因果関係を証明することはなかなか難しいですが、良い対話、良い拘束を2人でもてた時、SV後の自己効力感、目標に向かってのパースが広がり実務に向かう力、視点の変化を実感できると私自身の体験では言い切ることができます。
東京ではバイジー希望者に対して、バイザーは圧倒的に少ない状況のなか、確実にSVが行え、満足度や専門職のレジリエンス等心理的アプローチについても配慮できるバイザーが確実に育成されて来ている思います。事務局によるフィッティング制度も重要な部分で機能していると感じています。
人の行動(心理)が扱え、理論を実務に自然に取り込んで評価まで行えるように私のSVでは注力しています。一方でSVを受けてよかったと思われる、健康心理的、産業カウンセリング的視点、専門職の一致についても取り扱っております。
東京の会員の熱量を仙台に持ち帰り、さらに効果的なSVをバイジーと検討していきたいと考えています。
SV希望されるかたはお気軽にメールをください。認定社会福祉士を目指さないかたでもお受けしています。