宮町商店街振興組合に加入

 私が住む町は、仙台東照宮神社のお宮町である、宮町商店街のなかにある。お宮町と呼ばれる縦長の商店街は、さまざまな業種が存在し、低価格の電力供給やネット環境整備など、新しい取り組みも行っていて、とても活気がある。お宮町は商店だけではなく、大きなエドヒガン桜がシンボルの東六番町小学校を中心として、地域住民のつながりを深める音楽祭や祭りなどを行い、その結果として子供が安心して歩ける環境ができている。

 ソーシャルワーカーとしては、地域をよくするとの使命感で行動することが多いと思われるが、逆にこのおだやかで、活力がある環境の力を借りて、試行的に新しい取り組みができないかとの気持ちが前からあった。

 わたしが運営する、地域の活動である写真療法の部門では、市民向け・小学生むけ写真教室を開催してきたが、宮町では市民向けの写真撮影ワークショップをお店の協力を得て、店内でモデル撮影をさせてもらうなどして行い、知らない人同士がカメラにより交流を深めることができた実績がある。

 商店街振興組合には、病院なども加入し、一般にいう商売だけではないつながりがあり、情報発信も行われている。社会福祉士という一般には良く知られていない資格を紹介し、商店街店主からの理解がひろがれば、地域にも何をする仕事なのか理解が広がるのではと考えている。

 商店街振興組合には、まちゼミという、開業者がどんな仕事なのかレクチャーする企画が毎年行われているようで、知名度の低い、社会福祉士、成年後見人が知られる機会になればと期待している。力を借りる一方で地域から頼られるような、存在感と機能が発揮できたらとの目標を考えているところである。

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